2008年11月26日
誰かの命に生きているそんな事に気づいてしまう映画です。

それは、「両親の命の下に自分は生きている」かもしれないですし、「親友の命に自分の命が生きている」かもしれません。

原作は乙一という作家です。ちょっと、暗く怖い雰囲気の小説を書く作家ですが、この映画では、基本の筋は同じですが終わった時に心の中に心地よさが残ります。

自閉症気味でクラスメイトとも話さない女子高生の頭に、直接電話がかかってきます。ある意味SF的ですが、SF要素は、最後のハラハラする部分への伏線です。
つながった頭の電話の相手は、耳も聞こえず話せない青年です。しかし、彼はそのハンディも気にせず明るく生きています。(原作ではハンディのない青年ですが、この映画ではハンディが「きみにしかきこえない」という題名に2つ目の意味を与えています)

ある日、二人は会う事になりその待ち合わせ場所で、彼女は交通事故に合いそうになり、その場にギリギリ到着した彼が犠牲になってしまうというあらすじです。(このあらすじ以上の内容がありますので、、ネタバレではありません)

悲しいはずの内容ですが、それを超える感動がその後にあります。是非観てください。生きる力を思い出す映画です。


きみにしか聞こえない [DVD]


きみにしか聞こえない―CALLING YOU (角川スニーカー文庫)

ネタばれ 感想 評価

posted by shige at 18:33 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記>映画
2008年10月26日
誰のために生きるのだろう。愛する人がいなくなったことで、生きる意味を見失った主人公。一方、死んでしまっても、主人公の心の中に生きつづける恋人。

上の言葉は、以前、映画版「世界の中心で、愛をさけぶ」のサントラを紹介した時の冒頭です。

映画版を見てから、「世界の中心で、愛をさけぶ」に興味をもって、原作本を読み、ドラマ版を見ました。

どのように進めてゆくのがいいのかは、amazonを参考にして、映画版→原作本→ドラマ版に決定しました。(既に映画を見てましたので、原作本かドラマ版かを選択するのですが、この順序は、当りでした。)
映画は最も原作本&ドラマ版と違っています。ドラマ版は、一番最後という事で、原作本と映画版の中間でいいとこ取りです。
ただ、原作本は短いのでドラマ版とを比べる事はできないです。ある意味原作は、映画版とドラマを見てしまえば読む必要はないので、読むのであれば映画の後に読むことで、ドラマへの予習になるという程度とも言えます。

以前は、映画版を紹介をしましたので、ドラマ版中心に紹介します。

ドラマ版は、映画版でのカセットで過去を振り返ってゆくという流れを使っています。ただ、1回毎に現在の物語を組み込んでいるので、冗長な感じはします。その分、内容は十分で、同級生との友情や両親の感情は、映画では、ほとんど無かった感動的な部分です。

また、アキ(主人公の彼女)が病気に気づき感情的になってゆく部分も、すごく、涙を誘う部分です。

この「友情」「両親」「不安」の要素は、映画版を超える要素になっています。そして、主役を演じる二人の演技もスゴイので、やっぱり、後だしの集大成としてドラマ版は毎回が感動的で、おすすめです!


世界の中心で、愛をさけぶ <完全版> DVD-BOX

個人的に映画版もドラマ版と同等に好きな理由は、堤防でサク(主人公)が、なんで自分と一緒に来たのかとアキに訊くと「サクと話したかったから」と答える場面は映画版にしかないからです。
映画版ではアキが当初から薬を飲んでいる事から、アキは冒頭から病気に気づいていて、それゆえ自由奔放でいたずら好きなサクを好きになったのだろうと想像するのです。



世界の中心で、愛をさけぶ スタンダード・エディション [DVD]


世界の中心で、愛をさけぶ 小学館文庫

ネタばれ 感想 評価

posted by shige at 18:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記>映画
2008年04月28日
死ぬまで、一生懸命生きたい

最近、YUIがアルバムチャートであがっていたので、興味本位で「タイヨウのうた」を観てみました。
前半は、YUI本人とダブる様な路上演奏やスタジオ録音シーンがあったりで、「なんだか、プロモーションビデオみたい」と思ってみていました。

全体的には、死を意識した映像はあまりなく、淡々と話は進んでゆきますが、、(「世界の中心で〜」とは対比的です)
最後の方で、父親が、「もう脱いじまえ・・・」(太陽に当たる事のできない薫が着ている不自由な遮光服を、ふびんに思い脱ぐように言う)という言葉に、薫が、「死ぬまで生きる」と言って脱がないシーンは、涙を誘うシーンだと思います。

見終わっても、悲しさよりも、「一生懸命生きて良かった」と思える気持ちのいい作品です。



タイヨウのうた スタンダード・エディション [DVD]

ネタばれ 感想 評価

posted by shige at 15:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記>映画
2008年02月10日
会う事が出来ない相手との結びつきは、より強い心と心の結びつきを生む。

ヴァレンタインが近いからと言うわけではないのですが、とても気に入っている純愛映画を紹介したいと思います。
ハリウッド映画の「イルマーレ(原題:Lake House)」と、韓国映画の「イルマーレ」です。
この作品は、韓国映画が先に発表され、ハリウッド版でリメイクされました。

ハリウッド版は、「スピード」で有名なキアヌ・リーヴスが主役で、韓国版は、「猟奇的な彼女」で有名になったチョン・ジヒョンが主役です。ですので、韓国版の方が年齢的には若い設定です。

若干の話の筋の違いはありますが、郵便受けを通じて2年の時間を隔てた男女が連絡を取り合い、恋に落ちてゆくという話です。郵便受けが未来と過去を繋ぐいわゆるSF的な設定なのですが、「なぜそうなるのか」という解釈や解決は全く無く、話は終わります。SF映画ではありません(笑)。

重要なのは、全く会う事の出来ないからこそ、容姿や性格にとらわれずに、心と心で結びつく事が出来たと言う点だと思います。

決して派手ではない風景画の一部の様なロケーションに、とても安らぐことが出来ます。

是非、ご覧下さい。



イルマーレ [Blu-ray]


イルマーレ [DVD]
個人的には、一番最後の解釈がSF的なのも含めて、韓国版がいいと思います。年齢的にも若くて、ハラハラドキドキ感や、せつない感じがとても良いです。
ハリウッド版を見てから韓国版を見るのが良いと思います。大筋は同じですが、違いも多いので、2つとも見て、楽しめます。

ネタばれ 感想 評価

posted by shige at 15:33 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記>映画
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。